さて…ちょっと前回までの話はネガティブな感じで長いこと続いてしまいました。
せっかくAdSense(アドセンス)に挑戦しようと考えたのであれば、正しいやり方でしっかりと結果を出して良い思いを味わって欲しい。
そう考えると、甘く考えて始めようとする方を止めたくなってしまうんですよね…
まあ私が止めなくても、少しすればいつの間にかという感じで行動しなくなるはずなので、ここで何度も向いていないとか言う必要もないのですが…
無責任に「AdSense(アドセンス)は簡単に誰でも稼げます」とか言うのも嘘なので、当サイトではかなり真面目にそのあたりは書いていると思います。
ということで、ネガティブな話はこのあたりで終わりにしておき、そろそろAdSense(アドセンス)についての具体的な話を進めていきたいと思います。
AdSense(アドセンス)がインターネット上の広告サービスであることは以前も紹介しています。
ただ、実際に自分のメディアを持ったとして、掲載した広告がどのように収入になっていくのか、というあたりも知っておきたいところ。
今回は自分のメディアに収益が発生する流れについて考える前に、まずはアクセス数という数字について考えてみたいと思います。
まずは自分のメディアを作って、そこに有益な情報を盛り込んでいくところからスタートです。
閲覧する方にとって何らかの有益な情報を掲載すれば、その情報を求めている方からのアクセスは一定数あると思います。
自分のメディアにどの程度閲覧者がいるか、という数字を「アクセス数」と呼ぶことにします。
もっと分類すると「何人の方が閲覧しているか」と「何ページ閲覧されたか」の数字があって、どちらも重要な要素ではありますが…
ここではざっくりと「自分のメディアにどの程度の人が訪問してくれるのか」をアクセス数と呼ぶことにしましょう。
どの程度のアクセスがあるのかは、発信している情報がどれだけメジャーな分野なのか、そしてライバルがどの程度あるかによって大きく変わります。
メディアにとって「アクセス数」は命とも言える数字です。
テレビ番組にとって「視聴率」のような存在、といえば分かりやすいと思います。
視聴率が悪いとどんなに有益な内容を取り扱っている番組でも、スポンサーに説明が出来なくなってしまうので継続することが出来なくなります。
視聴率はそのくらいシビアな数字になっていて、要するに「どれだけの人がその番組を見てくれているか」が非常に重要な要素になっている訳です。
どれだけの人が自分のメディアを見てくれているのか、という数値は視聴率ではなく、アクセス数という数値で出ることになります。
言葉は違いますが考え方は同じで、メディアにとってはもうこれ以上ないくらい重要な数値になってきます。
アクセス数は当然閲覧者のニーズが高い程多くなります。
しかしその分だけライバルメディアの数も増えていくという問題もあります。
例えば「ダイエット」というキーワードで情報発信をする場合、ダイエットに興味を持っている方は非常にたくさんいるので、巨大なニーズがある。
これは間違いのない事実ではありますが、その分だけ企業も大きく投資してダイエット関連のメディアを作成していてそのクオリティも高い傾向にあります。
企業が本氣を出すくらいのジャンルでは、個人にとっては相手が強力過ぎて勝負にならない可能性もあるので、どうするか悩んでしまうところです。
かと言ってマイナーすぎるジャンルだと、ライバルがいないのは良いけれど、そもそものニーズがないので結局アクセス数が心配になってくる。
このあたりのバランスが難しいのですが、メディアにとってのアクセス数がどのような意味を持つのかは掴めたのではないかと思います。