前回はAdSense（アドセンス）を利用する側として、サービス側が定めたルールをしっかりと守っていきましょう、という話をしました。
意図的かどうかはともかくとして、自分で運営しているメディアに掲載している広告を、運営者自身がクリックするのは厳禁です。
間違えてクリックしてしまいました、と言っても誰も信じてはくれないので、自分のメディアを確認する際には慎重すぎるくらい慎重に確認していきましょう。
数十円の利益を得ようと自己クリックした結果、せっかく取得したAdSense（アドセンス）のアカウントが削除されてしまう。
これは実際にあり得る話で、どう考えても割に合わないことなので止めた方が良いです。
友人に頼んでクリックしてもらうなどの不正行為もNGです。
不自然なクリックは完全に監視されているので、とにかく運営者としてはまっとうに情報を提供して、その横に広告を掲載するだけにしておきましょう。
自己クリックなど考える必要がないくらいの収入を得るために、たくさんのアクセスが集まるメディアを作っていく。
運営者が意識するのはそこではないかと思います。
ここでもう一度AdSense（アドセンス）の禁止事項についておさらいしてみると…
・広告の自己クリックは厳禁
・1ページに掲載出来る広告の数には上限がある
・広告であることをきちんと明記する
・ルールは少しずつ改定される
というようなルールが存在しているので、定期的にルールを確認しつつ、定められたルールの中で収益をあげられるようにしていきましょう。
こうしたルールはAdSense（アドセンス）のサポートページに色々書かれているので、まずはアカウントを取得してサポートページを一通り読んでみることをおすすめします。
ちなみにAdSense（アドセンス）側が推奨するメディアのあり方は以下のような感じです。
・他にはない魅力があるか
・操作が簡単でわかりやすくなっているか
・興味を引く独自のコンテンツがあるか
豊富なコンテンツを持つメディアを作ってそこにたくさんのアクセスを集め、その中から広告に興味を持ってもらった方が広告をクリックしてくれる。
その割合は基本的に大きく変わることはないので、結果として毎月アクセス数に応じた割と一定の収入が得られるようになる。
これがAdSense（アドセンス）で収入を得るための基本になります。
そのためには上記でも書いているように、「興味を引く独自のコンテンツ」を用意する、つまり有益な記事をたくさん書いていくことが重要になってきます。
結局は同じような話に戻ってきてしまいますね。
AdSense（アドセンス）のアカウントを取得する具体的な流れなどは、以前のカテゴリ「Adsence（アドセンス）広告について」で詳しく説明をしています。
とは言ってもそんなに難しいことはないので、書かれている通りに進めていけばそんなに大きな問題もなくアカウントが取得出来ると思います。
最終的にはどんなメディアに広告を掲載するのかという審査があるので、ある程度出来上がっているメディアを持っている必要があります。
そのメディアを作っていくにはある程度時間がかかるし、そもそも作成途中のメディアにはあまりたくさんのアクセスは見込めません。
そういった状況なので、焦って広告を掲載してもあまり効果がないというか、収入としてはほとんど意味がない状態ではないかと思います。
なので、じっくりとメディアを作っていく中で適切なタイミングを見てAdSense（アドセンス）のアカウントを取得していけば良いのではないかと思います。
