自分のメディアにAdSense(アドセンス)を利用して広告を貼り付けて、その広告がクリックされることでメディアを運営している側に収益がある。
これがAdSense(アドセンス)で副収入を得るための基本的な流れになります。
インターネットでお金を稼ぐ手段として「アフィリエイト」という言葉がよく使われます。
アフィリエイトは以下のような流れで収益が発生するようになっています。
・自分のメディアで何らかの製品を紹介
・使用感などの感想と共に商品のリンクを貼っておく
・読んだ方がそのリンク先で商品を購入する
・紹介した方に決められた報酬が発生する
紹介するのは商品だけではなく、資料請求だったりPDFなどの情報資料だったりと様々なパターンがありますが、基本的には上記のような流れは変わりません。
閲覧してくれている方が購入とか資料請求など、何らかのアクションを起こした時に報酬が発生するのがアフィリエイトです。
芸能人ブログのように大きな影響力があると認知されたメディアでは、リンク先で売れたとか売れないなど関係なく、紹介しただけでいくらなどの契約があるかも知れません。
そのあたりはやはり「アクセス数=メディアの力」ということなので、膨大なアクセス数を誇るメディアが特別扱いになるのは当然のことでしょう。
一方でAdSense(アドセンス)は、表示される広告を閲覧している方がクリックすると、運営者に報酬が発生する仕組み。
メディアを閲覧している方のアクションが「購入や資料請求」なのか「クリック」なのか、という違いがそこにある訳です。
比較するまでもない話として、やはり「購入や資料請求」するよりも「クリック」するだけの方がハードルは低いという現実があります。
どちらも閲覧している方が興味を持った内容ではあるんですけど、出費があることや個人情報を記入するというハードルがあるため、どうしても最後の一歩が難しかったりするんです。
この「クリックしてもらえれば報酬が発生する」という手軽さがAdSense(アドセンス)の大きな特徴になっています。
また、広告をクリックしてもらうためには、閲覧している方がその広告を見た時に「なんだろう」と興味を持つ必要があります。
そこでAdSense(アドセンス)のもうひとつの特徴である「コンテンツマッチ」という考え方が効果を発揮することになります。
コンテンツ → 中身
マッチ → 一致
という意味があり、日本語に訳すと「中身が一致」ということに。
そのメディアで扱っている内容に沿った広告を自動で掲載してくれる、というのがAdSense(アドセンス)の大きな特徴になっています。
アウトドアに関する内容を扱っているメディアには、当然アウトドアに興味を持っている方が集まって閲覧をしている訳です。
そこに例えばキャンプ用品を販売しているサイトの広告を表示すれば、興味を持つ方は結構いるのではないかと思います。
しかし極端な例ですが、アウトドアに関するメディアに学習塾の広告を表示しても、閲覧している方のニーズに合わないのでほとんど誰も興味を持たないはず。
これをAdSense(アドセンス)側が判断して、メディアの内容に沿った広告を自動で表示してくれるという部分が非常に便利なんです。
AdSense(アドセンス)側としては、せっかく広告を貼る訳ですから出来るだけ有効な場所に、と思うのは当然のことでしょう。
だからこそ自動でそれを判断してくれる「コンテンツマッチ」という考え方で運用されている訳です。