AdSense(アドセンス)を利用した広告は、広告を貼るメディアの内容(コンテンツ)に合った(マッチ)ものが自動で選定される。
そうすることによって、そのメディアを閲覧しているユーザーのニーズに合った広告が配置されることになり、クリックされる確率は高くなります。
前回はそんなコンテンツマッチのメリットについて紹介しました。
商品やサービスを開発している方であれば当然意識することで、その商品やサービスはどんな層を対象にしているかを明確にすることが重要です。
対象が明確になっていない商品は売れませんから。
それと同じで、広告もどんな対象に向けて表示するかが重要になってきます。
これはテレビ番組でも同じで、例えば釣り番組を見ていると、CMに入った時に流れるのはリールや竿など釣り用具の紹介だったりします。
リフォーム番組ではカーテンやソファーなどの家具販売店がCMを出していたり、もっとストレートにリフォーム会社がCMを出していたりする。
メディアを閲覧している方が興味を持つことが何よりも重要なので、番組の内容にマッチしたCMが入るのは当然のことですよね。
CMには膨大なお金が発生するので、きちんと効果があるところに投資をしようと企業は考える訳で、その結果番組内容に合ったCMが流れる訳です。
こうした考え方はインターネット上の広告でも同じです。
だからこそAdSense(アドセンス)はコンテンツマッチ型の広告というスタイルになっています。
広告を貼る側のメディア運営者にとってもメリットがあるし、メディアを閲覧する側にとっても興味のある広告が表示されるというメリットがある。
メディアを運営している側からすると、一度広告を貼る作業をした後は、自分で広告の内容を変えたりする必要がないという部分が非常に助かります。
たくさんのメディアを運営するようになると、それぞれのサイトで広告を貼り替えていくという作業がかなり大変になってくる。
それを毎週やるとかになると、もうサイトのメンテナンスだけで膨大な時間を取られてしまい、新しく情報を発信することが出来なくなってしまう。
それを避けるには、メンテナンス用に誰か人を雇って…という方向に進むしかなくなってくるのですが、それをAdSense(アドセンス)側が自動でやってくれる訳です。
私のように個人でメディアを運用している側としては、こうした形態の広告サービスがあるのは非常に有り難いことなんです。
私はAdSense(アドセンス)だけではなく、例えば何らかの資格スクールを紹介して、その資料請求によって報酬が発生するという広告も利用しています。
しかしその広告は定期的に内容が変わったり、広告の配信が終了したりするので、その都度リンクを消したり新しく広告を申請したりする作業が発生します。
これが複数のサイトになるともう大変です。
収入の元になる訳ですからこまめにメンテナンスをすることは当然なんですけど、これがなかなか難しいんですよね。
結局メンテナンスが疎かになってしまい、せっかくリンクをクリックしてもらってもエラーが出てしまうだけみたいな残念な状況になってしまう。
それに比べるとAdSense(アドセンス)はもう本当に楽なので助かります。
適した広告がどれなのかなどをAdSense(アドセンス)側が選定してくれるので、メディア運営者としてはコンテンツを充実させることに集中出来る。
それによってさらに閲覧者が増えて、広告もますます有効になっていく。
そんな良い流れが出来やすいのがAdSense(アドセンス)の特徴です。