前回は自分のメディアを育てていく中で記事を書くことが出来なくなる要因として、発信する情報について自分がそこまで詳しくない場合がある。
前回はそんなやや当たり前の話について考えてみました。
自分が詳しくないことについて情報を発信する気になるのはなぜなの?
そんな素朴な疑問を持つかも知れませんが、それは単純に「AdSense(アドセンス)で収入を得るため」という目的があるからです。
お金を稼ぐことにフォーカスしてしまうと、自分が出来ること以上のことをやろうとしてしまう、そんな哀しい現実があるんです。
私が目指した海賊についてのメディアもそう。
「ニーズがあるんじゃないか」とか「これならアクセスが期待出来そう」みたいな皮算用が先行してしまうと、最も重要な発信する情報が少ないという状態になりかねません。
そんな状態になったとしたら、発信する情報を違うものにするか、もしくは情報を発信出来るくらいそのジャンルについて詳しくなるかのどちらかしかありません。
あまりその情報に詳しくない状態で記事を書くのは苦しいので、恐らくその状態で記事を書こうと頑張っても長続きしません。
それならば、先に自分の中にある知識を増やすことを考えた方が、遠回りに見えるけれどゴールに到着するのは早いはずです。
と、発信する情報について自分がそこまで詳しくないという問題とその解決方法についての話はこの辺で終わりにしておき…
今回は記事を書くことが出来ない要因の一つである「文章を書くことに慣れていない」という部分について、その解決方法を紹介したいと思います。
■文章を書くことに慣れていない
AdSense(アドセンス)で収入を得るという目的で自分のメディアを作ったとしても、最後までそのメディアを作り上げることが出来ない。
その原因は幾つかありますが、記事を書く側が文章を書くこと自体に慣れていないから文章がまとまらない、という要因も考えられます。
小学校の授業などでは作文を書いたりする機会がありますが、作文が苦手でどうしても文章を書くことが出来ない、という方は結構いました。
もちろん大人になって仕事をするとイヤでも文章を書く機会が増えてくるので、いつまでも苦手とも言ってられないのですが…
それでもやっぱり文章を書くのは苦手で、出来れば避けたいと思っている方は多いのではないでしょうか。
そんな状態ではなかなか情報発信するメディアを構築していくのは難しいです。
そうなるとAdSense(アドセンス)で収入を得ることも難しくなってくるので、収入を得ることを目指すなら何とかしないといけません。
とは言っても、問題点がシンプルである分だけ、解決するために出来ることはかなり限られてくるのは仕方がないです。
文章を書くことが苦手で慣れていないから書けない。
そんな場合は、まず「上手く書こう」と考えることを完全にやめて、まずは苦しくてもどんどん文章を書いていくしかありません。
それが書けなくて苦労をしているのに…という声が聞こえてきそうですが、書くことに慣れていないのなら、頑張って慣れるしかないんです。
文章が進まない一番の要因は「上手く書こう」と思ってしまうことにあります。
文章を書くことに慣れていないのだから、上手く書くことが出来ないのは当たり前で、それを目指して手が動かない状態になるのは勿体ないです。
それならば、最初は下手なのは当たり前と割り切って、まずはどんどん思ったことを書いていき、書き終わった段階で校正する方が全然良いです。
そうすることによって、まずは成果物が完成させることが出来るのがひとつ、そしてもうひとつ大きいのが文章を書く経験値が増えること。
それを繰り返していく内に、少しずつ文章を書くことになれていき、いつの間にかという感じで書くことに抵抗を感じなくなっていきます。