このカテゴリでは、実際にAdSense(アドセンス)を利用するために必要な手続きを紹介していて、前回は運営側がアカウントの設定を完了するところまで説明をしてきました。
運営側が申し込みのあったアカウントの設定を完了するというのは、要するに申し込みのあった内容とサイトをチェックするということ。
なので、申し込みをする前にある程度自分のメディアを作り込んでおくことが重要になってくる、という話もあわせて前回紹介しました。
結局作成途中のメディアではそれほど多くのアクセスを見込める訳でもないので、急いで広告を掲載してもあまり成果は期待出来ません。
であれば、しっかりと自分のメディアを作り込んで、ある程度安定してアクセスがある状態になってから広告を掲載しても遅くない訳です。
AdSense(アドセンス)の審査を通過するコツ、みたいなものを探すよりも、まずは自分のメディアを育てた方が話が早いと思います。
AdSense(アドセンス)のサポートページをしっかりと読み込んでいくと分かってきますが、広告を掲載するサイトとして以下のような条件がまずは求められています。
・他にはない魅力があるか
・操作が簡単でわかりやすくなっているか
・興味を引く独自のコンテンツがあるか
これはメディアを運営していく中で当たり前のことでもあるので、上記のような条件を満たすように努力していくしかありません。
こうした条件を満たすことが出来れば、恐らく審査に問題なく通過するだけでなく、魅力のあるメディアとしてアクセスを集めることも出来るでしょう。
広告を掲載するにあたっては、AdSense(アドセンス)のポリシーに準拠しているメディアである必要もあります。
とは言ってもそんなに難しいことではなく、簡単に書いてしまうと以下のような条件を守っているメディアである必要があるということ。
・自己クリックはNG
・クリックの誘導はNG
・コンテンツガイドラインを守る
これらのポリシーは少しずつ改訂されているので、定期的に見直して自分のメディアがポリシー違反をしていないかを確認していく必要があります。
とは言え、健全な情報を発信して特に不正な行為をしていない限り、特にポリシー違反になることはないとは思います。
…が、知らずにポリシー違反をしている場合でも、意図的にポリシー違反をしている場合でも、その違いをAdSense(アドセンス)の運営側が判断するのは難しいです。
そうなると、知らずにポリシー違反をしていた場合でも、運営側に悪質だと判断されてしまい、アカウント停止の処分を受ける可能性もあります。
そうなった後で「違うんです」と言ってもあまり意味がないので、まずは自分が運営するメディアでは確実にポリシーを守っていくことが重要です。
AdSense(アドセンス)で収入を得ることは真面目なビジネスであり、決して趣味の延長という訳ではありません。
なので、まずはそのビジネスのルールを守ることが重要なのは当たり前ですよね。
ということで、ポリシーについて詳しく知るために、それぞれの項目についてもう少し細かく説明をしていくと…
□自己クリックはNG
自己クリックがNGであることは以前も紹介しました。
AdSense(アドセンス)には、特定の商品やサービスをインターネット上で出来るだけ多くの人に知って貰いたいという主旨があります。
自分で広告をクリックする行為はその主旨を完全に否定するものなので、非常に厳しい取り締まりがあることは間違いありません。
それ以前の話として、モラルに欠ける行為でもあるので、自分のメディアに掲載している広告は絶対にクリックしないようにしましょう。