AdSense(アドセンス)で収入を得るには、まず運営側が定めたルールに従う必要があります。
これは別に特別厳しいルーツがある訳ではなく、広告を掲載するメディアとして割と当然のことが書かれているだけです。
なので、実際に広告を掲載する前にきちんとルールを調べておき、自分のメディアがそのルールをきちんと守っているかを確認しておいた方が良いです。
こうしたポリシーは常に少しずつ改訂されていくものなので、定期的に見直すことも結構重要なことだと思います。
とは言っても、基本的にNGとされる行為はそうそう変わる訳でもないので、まず最初にそのあたりをしっかり掴んでおいた方が良いです。
前回紹介した基本的なポリシーをもう一度挙げてみると、以下のような項目があります。
・自己クリックはNG
・クリックの誘導はNG
・コンテンツガイドラインを守る
この中で「自己クリックはNG」という点については前回に詳しく説明をしたので、今回はその続きから話を進めていくことにします。
□クリックの誘導はNG
AdSense(アドセンス)の主旨は前回も書いたように、インターネット上のメディアに広告を掲載して、商品やサービスを知ってもらうというものです。
商品やサービスに興味を持った方は、もっと詳しい説明を見るためにその広告をクリックして、別のサイトに移動していく。
そんな基本的な流れがAdSense(アドセンス)にはあります。
そうした主旨を考えると、その広告自体に興味がない方に対して、なんとかして広告をクリックさせようと考えること自体がNGであることが分かってきます。
広告というのは見た方が「何だろう…」と興味を持つことが前提条件としてあるので、それがない状態でクリックを狙っても意味がないんです。
それは広告の主旨に反することなので、広告の配置で変なことをするのがNGであることも理解出来ると思います。
「変なこと」というのは、要するにクリックする側が意図しないのに広告をクリックしてしまう状況をつくることです。
例えば「この記事の続きは以下のリンクをクリック」と書いておき、そのリンクに非常に近い位置に広告を配置するとか。
そうしてユーザーが間違って広告をクリックするように仕向ける意図を持った配置は、やはり広告の主旨を完全に否定するものです。
これは自己クリックと同じように厳しい取り締まりがあるので、やらない方が良いです。
AdSense(アドセンス)広告の主旨は、あくまでも表示されている広告を見た方が興味を持って、自分の意思でその広告をクリックすることです。
メディア運営者はあくまでもそうした場を提供するだけで、興味のない広告なのに間違ってクリックしてしまうようなレイアウトは避けるべきでしょう。
実際にインターネットで情報を収集してみると、間違って広告をクリックさせることが目的なのかな…と思うようなサイトは時々あります。
だけど仮に自分が間違って広告をクリックしたとしても、そもそも興味のない広告先に移動しているので、すぐに「戻る」をクリックするのではないかと思います。
つまり広告の効果は全然ないということ。
全然効果がない広告掲載メディアは必要とされないので、そうしたメディアに報酬を支払わないような仕組みを作るのは当然のことだと思います。
また、そうしたルールを守らないメディアがAdSense(アドセンス)のアカウントを持たないようにすることも運営側は考えるはず。
そのあたりを考えると、長い目で安定した収入を得ようとしたら、正しいやり方で収入を得た方が良いということが分かると思います。
結局は王道を歩んだ方が話が早いんです。